音響制作科

職業実践専門課程
映像・音響・
ミュージック系
2年制定員20名

舞台・ステージ・音楽業界の音と光を創造するスペシャリストをめざす

サウンドミキシングを中心に、音楽・番組のレコーディングやステージ音響、ステージ照明実習を通して、さまざまなニーズに合わせた音響制作や照明演出を学修。音楽の世界や舞台、ステージの世界に欠かせない、音と光を操るスペシャリストを育成します。

  • 厚生労働省「舞台機構調整技能士」受験資格校

学びの特色

レコーディングエンジニアに必要なレコーディングスキルのすべてを学ぶ

フルデジタルレコーディングスタジオでは、レコーディングの基礎からCM制作、テレビ番組制作、ラジオ番組制作、臨場感を映像演出するMAなど実践的実習を行い、レコーディングエンジニアを育成します。

コンサートスタッフに求められる音響テクニックと照明テクニックを学ぶ

舞台・ステージ演出を盛り上げる音響技術はもちろん、光で舞台演出を盛り上げる照明技術を講義と実習を通して学び、現場が求める音響スタッフ&照明スタッフを育成します。

イベントスタッフやインターンシップで実践力アップ!

仙台市内で毎年開催される「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」のボランティアスタッフや業界企業とのインターンシップなどを体験し、授業で学んだ技術と知識を実際の現場で確認しながら実践力をアップし希望の職種を明確にします。

主に使用するソフト
  • Pro Tools
取得可能な資格
  • 舞台機構調整技能士
  • サウンドレコーディング技術認定試験
  • ProTools技術認定試験
  • 映像音響処理技術者
  • マルチメディア検定
めざせる職種
  • PAエンジニア
  • コンサート照明
  • 音響システムエンジニア
  • MAミキサー
  • テレビ音声ミキサー

学びのステップ

1年次

スタジオミキサー、PAミキサー、照明エンジニアに欠かせない"基礎力"を習得する

コンテンツ制作に欠かせない音響、照明の基本的な知識や技術、映像技術、電気工学、サウンドミキシング、ProToolsを学修します。同時にレコーディングエンジニアに必要なスタジオ録音の基礎やMAミキサーの基礎、そして、コンサートスタッフに必要な舞台機構調整技能士資格取得のための舞台基礎、PA音声基礎について講義と実習を通して学修します。 ※MA(MultiAudio)とは、番組やビデオプロモーションの編集後に行われる音声処理作業。
※PA(PublicAddress)とは、拡声装置を用いてたくさんの人に音声や演奏を聞かせること。

2年次

学科独自のホールイベントを企画、PA音響と照明でイベントを創り上げる

舞台機構調整技能士の合格を目標に実技試験対策を行います。合わせて実践的なレコーディングテクニックを活かし、ラジオ番組制作や映像作品の完成をめざします。また、学内のホールでPA実習や照明実習を行い、その集大成として、卒業制作では、学科独自のホールイベントの企画、演出を行い、PA音声と照明でイベントを創り上げます。同時にステージの生の音を隣接するスタジオでレコーディングを行う総合実習を行います。

Senior's Message

千葉 清人さん
岩手県 大船渡東高校出身

ライブPAとしての技術を学習イベント参加で実践力も向上!

音楽や音楽イベントが好き。自分で演奏するだけでなく、裏方の仕事にも興味がありました。そこで音響機器を扱うPAになろうと本学科に入学。電気工学や音響技術の知識を身に付けたり、実習ではPA卓の操作も学習。ミキサーを自分で操作し、スピーカーから音が出た瞬間は感動しました!学外活動も盛んで、ジャズフェスをはじめ様々なイベントにスタッフとして参加しました。現場によって異なる機材やプロの仕事ぶりに刺激を受けて、ますます音楽・イベント業界に進むモチベーションが高まりました。

ライブPAとしての技術を学習イベント参加で実践力も向上!

音楽や音楽イベントが好き。自分で演奏するだけでなく、裏方の仕事にも興味がありました。そこで音響機器を扱うPAになろうと本学科に入学。電気工学や音響技術の知識を身に付けたり、実習ではPA卓の操作も学習。ミキサーを自分で操作し、スピーカーから音が出た瞬間は感動しました!学外活動も盛んで、ジャズフェスをはじめ様々なイベントにスタッフとして参加しました。現場によって異なる機材やプロの仕事ぶりに刺激を受けて、ますます音楽・イベント業界に進むモチベーションが高まりました。

Teacher's Advice

「音」と「光」で自分を表現してください

今や当然となった「音響」「照明」は影の主人公です。演者と共に活躍する「音」と「光」のスペシャリストを目指し基礎から学んで行きましょう。また、身につけた基礎をフル活用するためにはコミュニケーション能力も必要です。実習を通して自分の役割を全うできるよう密に連携を取りながら1つひとつ体得していきましょう。
酒井 淳先生

OB&OG INTERVIEW

「やりがい」を持って仕事をすることが信頼へつながる。

音楽に関わる仕事に就くのが夢でした。音響設備が整っていて充実した実習ができる学校だと思い東北電子へ入学。在学中はジャズフェスティバルの運営サポートやレコーディング実習など、実践的な学びが多く、今の仕事につながっています。現在は番組制作会社で主にニュース番組に携わり、取材先でのインタビューや物撮りの照明演出、セッティングを担当しています。取材を通してたくさんの方の「想い」や「温かさ」に触れ、改めて報道の大切さや、やりがいを感じています。これからはもっと自分の意見をもってニュースの企画や番組作りに関わっていきたいと思います。

株式会社クリエイティヴスタッフ
2015年4月 入社

技術部

田中 幸実さん

音響制作技術科(現:音響制作科) 2014年度卒業(青森県 三沢商業高校出身)

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