建築大工技能科

建築大工技能科

職業実践専門課程建築・工学分野/2年制・定員20名

建築大工技能科

本物の住宅建築を作れる大工の技術、建築士の知識を持った「匠」をめざす

「匠」=使い手の生活を思いやり、材料や構造も理解して創造される設計、加えて大工技能の技、これらをあわせ持つ技術者。 匠をめざして、住宅建築の仕事に必要な理論と、大工技能を基礎からじっくりと学んでいきます。 住宅技術者の信頼のあかし「二級建築士」は卒業と同時に受験可能。

国土交通大臣指定「二級建築士」 指定科目履修学科/国土交通大臣指定「木造建築士」 指定科目履修学科/国土交通大臣認定「2級建築施工管理技士」 受験資格認定/厚生労働大臣指定 「建築大工技能検定」指定学科

建築大工技能科について

1.住宅建築の基本、大工の職人技に込められた「ものづくり」の心を学ぶ

日本家屋は地元の木材を使い地域の文化を育んできました。 大工は材料の特性を理解し、100年後を見すえて匠の技を磨きました。建築技能実習でその技と心を学び、本物の住宅を作れる技術者をめざします。

2.「丈夫で暖かい家」を造る東北地方の大工になるために学ぶ

地震に強い丈夫な家は、壁や金物の計算理論と、基準通りに作る技術の両方が 必要になります。暖かい家は、断熱性能の理論と、断熱材に加え気密工事で結露を防ぐ 最新の工法を身につける必要があります。これらの理論を学び、技術を身につけた 「いつまでも、丈夫で暖かい家」 を作れる大工になりましょう。

3.技術と知識を修得し、二級建築士と木造建築士も受験可能

本学科は二級建築士試験と木造建築士試験受験可能な国土交通大臣指定科目履修 学科です。技術に裏付けられた確かな知識を身につけ、信頼される住宅建築の プロをめざします。

資格について

二級建築士、2級建築施工管理技士、建築大工技能士のトリプル資格

「二級建築士」は設計士に必要な国家免許。「2級建築施工管理技士」は現場管督に必要な国家試験「2級建築施工管理技術検定」の合格者に与えられる称号。「建築大工技能士」は技能の修得レベルを評価する国家資格。住宅建築に必要なこの3つを持ったエキスパートをめざします。

めざせる資格

  • ■一級建築士(二級建築士取得後実務経験4年以上)
  • ■二級建築士
  • ■木造建築士
  • ■級建築施工管理技士(実務経験2年以上)
     学科試験のみ在学中受験可能(指定学科)
  • ■建築大工技能士(2級3級を在学中に受験可能)
  • ■労働安全衛生法による技能講習修了

めざせる職種

大工の心を持った建築士、設計の価値のわかる大工で本物の住宅建築を

住宅建築は住まい手の一生の夢を形にする大事な仕事です。さらに、住宅を地元の木材を使って作りたいという需要も増えています。しかし、建築の現場を担う技能職は高齢化が進み、将来を担う若手が大変不足しています。これらに応えられる本物の住宅建築を作れる大工の心を持った建築士と、設計の価値のわかる大工が今、求められています。

  • 大工
  • 技能職
  • 設計士
  • 建築施工管理技士

など

学びのステップ

1年次

住宅建築の基礎知識を学び、製図・大工技能の基礎を固める

木造住宅の構造(しくみ)と、設計に必要な基礎知識をじっくりと学びます。技能実習では本物の材料で実物大の木造モデルを1年間で建築していきます。また、建築基礎製図で図面の引き方・読み方を修得します。さらに、建築物や工事現場の見学で建築の魅力を発見し、自己の可能性を見つけます。

2年次

住宅設計課題と木造モデル実習で大工技術の実践力をみがく

具体的な住宅の設計手法を、住宅計画の理論と建築設計製図の実習と連動しながら実践的に学びます。また、実務で必要となるCAD操作法も修得。建築材料・生産・法規も学び実践力を高めます。技能実習では新たな木造モデルを建築し経験を重ねます。図面から始まる住宅建築のプロセスの一通りを学びます。

※2019年度のシラバスです。

メッセージ

Senior's Message

大工の技術を持つ現場監督をめざし、資格を取りたいです

広谷 凌介さん

宮城県 宮城広瀬高校出身

実家は祖父の代から続く建築業。職人を間近で見ていて憧れ、自分が跡を継がなければ!という思いもあって建築の道を志しました。学校選びの決め手になったのは、1・2年生が合同で家一棟を建てる実習。簡単に見えていた技術も意外と難しく苦戦する場面もありますが、2年生を見ていると「1年間でこんなに成長できるんだ」と学びの意欲が沸いてきます。将来は現場監督が目標。そのため、2級建築施工管理技士はどうしても取りたい資格です。この学校は資格に向けた勉強ができるので、未来の自分を想像しながら知識も技術も習得したいです。

 

Teacher's Advice

住宅は一生の夢、それをたくせる技術者になろう

伊藤 功啓先生

住宅を作るためには住宅に関する全般的な知識をもった設計士と、確かな技術を持った大工の両輪が必要です。また一生に一度の夢を実現させる仕事ですから、お客様の家族を思いやる人間性も欠かせません。技術に裏打ちされた確かな人間性を持ち、信頼される技術者になりましょう。地元で工務店を持つ夢を応援します。

 

OB&OG INTERVIEW

株式会社石黒建築工房

大工

三浦 優さん

宮城県 富谷高校出身〈平成28年度 建築大工技能科卒業〉

なりたい職業をめざして、努力することが大事

遊びと勉強をうまく両立してメリハリの有る学生生活を送りました。そのかいあって、在学中に荷物をクレーンなどのフックに掛ける「玉掛け」や「2級建築施工管理技士」学科試験にも無事合格。念願の大工になることができました。就職したばかりの時は人間関係や仕事に戸惑うことがありますが、現場をこなすうち、施主様に自分の名前を憶えていただいてお礼を言われると、とてもやりがいを感じます。今後の目標は一日も早く一人前となり、今よりもっと仕事を楽しむことです。

  • 学校見学情報
  • 進路相談会
  • AO入学制度
  • 特待生・奨学金制度
  • 募集要項
  • 学生寮
  • 電子パンフレット
  • 学校紹介ムービー
  • Googleストリートビュー
  • Q&A