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作品紹介

「宝物 百服茶より」 菅井 あゆみさん

この作品は映像編集に関する授業で製作された課題作品です。
課題の目的は〈言葉や文字で伝える内容を映像表現に置き換えてみることで、文字や絵で表現出来ないものが映像表現によってできるのではないか〉というコンセプトからスタートしました。
そしてその課題の題材となったのが『百服茶』という詩画集です。
この詩画集『百服茶』は様々な詩と画(え)で構成されており、今回の課題では学生がそれぞれその中の一遍の詩をもとに映像作品を製作しました。(作者様のご好意により題材として使用させていただいております)
今回、この映像作品の元となりました『百服茶』の作者様よりコメントを頂きましたので、ご紹介させていただきます。

<詩画集『百服茶』 作者コメント>
この作品集は、“生きる”ことをテーマに、経済誌に毎週連載致しておりました〈コラムと詩画のコラボレーション〉です。
「さわやかな風」を、読者の皆様から指示されて、一冊の本ができあがりましたが「風」を受け取る側の、価値観は無限である事を、作者側は、理解しております。
本のタイトル「百服茶」は... 
〈一杯分のお茶を、百杯分まで水を薄めて作る まがいものの お茶〉という 意味なんです。
 今回、東北電子専門学校の映像関連学科の実習課題として、その「百服茶」を生徒様達が映像化されたとの事.. 足りなかったお茶に、映像という「新茶」を、99杯加えて戴いたと感謝申し上げます。
「無限の可能性」にチャレンジされた、生徒様と教職員の皆様に心から敬意を表し、これから生徒様達が建てる“人生の茶柱”に、心からエールを送ります。

2004年7月  「百服茶」コラム欄・作者  赤間 裕弥
                   ((株)帝国データバンク 福島支店長)

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